Good mourning.
…そうボケた事のある欧米人は何人くらいいるでしょうか。
ここのところ日経新聞で、各国のアンティークジュエリーを毎日紹介する欄があり、今日はモーニングジュエリーでした。
朝じゃないよ。
morningとmourning。このふたつを表現できる欧米人はきっと舌が長いのだと思います。
アンティークの中でも遺髪や遺骨を美しく収めて飾るジュエリーの事で、一時期流行ったのだそう。
本人の肉体は失われても、遺髪だけは何百年先まで遺り、死を悼んでジュエリーの制作を依頼した人ももう既に亡く…と思うとノスタルジーを感じます。
中でも気になったのが、自分の髪をジュエリーに収めて恋人や家族に贈ったという記述があった事です。
…ヒトコワじゃん!
西洋人の美的感覚が、現代日本では一方的に好きになった相手に生霊を飛ばすための過程と同じだという事が恐ろしい。
自分の爪をジュエリーに入れて欲しい、ラッピングして欲しいというオーダメイドを請けたらきっと断るかな…。
ですが愛するペットの遺骨を遺髪を入れて欲しいというお声掛けはありますので、快くお請け致します。
どうぞご相談ください。
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